質問:n8n とか AIエージェントのお勧めな何?
ChatGPT 5:
いいね、その方向性は超アリ。研究者向けに「実用性高め」でまとめると、こんなスタックとツールがおすすめだよ👇
まずは土台:ノーコード自動化
- n8n(エヌエイトエヌ):オープンソース/自前ホスト可のワークフロー自動化。最近はLLMノードも標準で、論文収集〜要約〜通知まで一気通貫に組めるのが強み。(n8n)
エージェント(自律・協調で仕事させる)
- CrewAI:マルチエージェントの設計・実行・監視が揃った軽量フレームワーク。論文探索担当・スクリーニング担当・要約担当みたいに“役割別クルー”を作りやすい。(docs.crewai.com)
- AutoGen(Microsoft):人間参加型や自律実行など構成を柔軟に組める実績あるフレームワーク。(microsoft.github.io)
- OpenAI Responses/Agents系:Web検索・ファイル検索・PC操作などのツール呼び出しとトレースが整備。自前ツールと組み合わせた“実務エージェント”化に向く。(OpenAI)
文献探索・下調べの“外部頭脳”
- Perplexity Deep Research:数十件〜数百件の検索&読了を自動で回して下調べレポートを返す“長距離リサーチ”モード。初期の系統的レビューの叩き台作りに向く。(Perplexity AI)
- SciSpace Copilot:PDF上で式・表・図を指差し質問できる“論文読み”特化のAIアシスタント。(SciSpace)
PDF→構造化(表・参考文献の抽出)
- GROBID:PDFから著者・誌名・参考文献を高精度にTEI/XMLへ。複数ベンチマークでメタデータ/参考文献抽出が強いと報告。n8nやエージェントの前処理に最適。(grobid.readthedocs.io)
APIで論文メタデータを確実に引く
- Semantic Scholar API:著者・引用・会議録などをRESTで取得。自動スクリーニングの足回りに。(Semantic Scholar)
研究者向け・実戦的ワークフロー例(そのまま組める設計)
- DOI投下→自動インボックス(Zotero)
Trigger: Telegram/SlackでDOI投稿 → n8nがCrossref/DataCite/Unpaywallでメタデータ+PDF取得 → LLMで抄録150字和文要約 → Zoteroに登録 → Slackに要約とPDFサムネ通知。(n8n) - “スコーピングレビュー下地作り”エージェント
CrewAI/AutoGenで
- Agent A: 検索式からPerplexity Deep Researchを起動して関連トピックの地図を作る
- Agent B: 上位20本のPDFを取得→GROBIDでメタデータ・参考文献抽出
- Agent C: バイアス・研究デザイン・サンプルサイズ等を表に要約(PICO列つき)
- n8nで全体をパイプライン化し、Semantic Scholar APIで欠損メタを補完、最終的にCSV/Notionへ。(Perplexity AI)
- “読む⇄書く”の往復
PDFをSciSpace Copilotで精読→重要式・表の説明を抽出→n8nでノート(Obsidian/Notion)に自動整理→次回ミーティング用のサマリーをSlack送信。(SciSpace)
ユースケース別の“推し”
- 論文収集〜整理がボトルネック:n8n+Zoteroテンプレ(DOI→Zotero自動登録、要約付与)。(n8n)
- 系統的レビューの叩き台を素早く:Perplexity Deep Research → GROBID前処理 → CrewAIで表・要約を自動整形。(Perplexity AI)
- PDFの式や表を理解したい:SciSpace Copilot。(SciSpace)
- 自前の“研究エージェント”を作りたい:CrewAI or AutoGen(ロール分担と人手確認ステップを入れて安全運用)。(docs.crewai.com)
- メタデータの信頼性を上げたい:Semantic Scholar APIで補完・照合。(Semantic Scholar)
まずはこの最小構成(無料〜低コスト)
- n8n(自前ホスト)+Zotero+Semantic Scholar API+GROBID
→ 収集・整形・格納の土台を固める - 読解にはSciSpace Copilot、広域探索にはPerplexity Deep Researchを“外部頭脳”として追加。(SciSpace)
必要なら、あなたの分野・施設の制約(オンプレ/学内サーバ/VPN/秘匿データ等)に合わせて、具体的なn8nフローチャート(ノード構成・APIキーの置き方・エラーリトライ設計)まで書き起こすよ。
質問:COMMETって何?
ChatGPT 5:
もし「COMMET(または “Commet”)という言葉」であれば、文脈によって意味が複数あります。以下、研究者視点で知っておいた方が良い2つの主な意味を整理します。
1. メタゲノム比較用ツール “Commet”
こちらは生物情報/メタゲノム解析分野で使われてきたソフトウェアです。
- 名前:Commet = “COmpare Multiple METagenomes”。 (arXiv)
- 概要:複数のメタゲノムデータセット(アセンブル前リード)を比較し、類似度の俯瞰を出すための手法。索引付け→ビットベクトル圧縮→クラスタリングといった流れ。 (arXiv)
- 主な用途:アセンブル困難な環境メタゲノムから、“どれくらい似ているか/どれだけ異なるか”を定量的に捉えたい際に有効。
- 研究者向け視点:もしあなたが生命科学・メタゲノム・環境サンプリングといった領域にいるなら、有効オプションです。ただし、AI/LLMや自動化ワークフローとは若干距離があります。
2. Comet(「ブラウザ/AIエージェント」)
こちらは、AI推進型のブラウザ/エージェント機能を備えたツールで、最近注目されています。
- 提供元:Perplexity AI が開発した “Comet Browser” という概念。 (IBM)
- 機能概要:
- 通常のブラウザとしての機能に加えて、「自然言語で指示 → そのままウェブ操作」「複数タブ・サイトを横断してデータ収集」「PDF/ページの中身を文脈で解析」など、エージェント的な振る舞い。 (https://www.usaii.org/)
- たとえば「このサイトを読んで主要な結論を出して」「この表からデータをスプレッドシートに抽出して」などの指示が可能なケースあり。 (IBM)
- 注意点・限界:
- プライバシー/セキュリティの課題も指摘されています。例えば、ウェブページ内容をそのままモデルに送り込む過程で「隠された命令(プロンプトインジェクション)」を実行されるリスクがあるという報告もあります。 (Brave)
- 研究用途(特に機密データ・大学内ネットワーク・非公開PDFなど)では、使用前に運用・データ流出リスクを評価する必要あり。
研究者にとって「どちらが使えるか」/「どのように使えるか」
あなた(学術研究を行う研究者)という観点で整理すると:
- 「文献収集・サイト横断・タブ整理・要約」など、“調査/レビュー/探索”フェーズを効率化したいなら、Comet(ブラウザ型)は試す価値あり。
- ただし、データの機密性・学内規定(VPN/クラウド利用可否)・ログ管理などを事前に確認してください。
- 一方、メタゲノム・バイオインフォマティクス系なら、Commet(メタゲノム比較ツール)のような専門ツールも知っておいて損はないですが、対象分野が異なるので、あなたの研究テーマ次第というところ。
もしよければ、あなたの研究分野(たとえば「視機能・網脈絡膜血流」や「URA制度」など)に合わせて、Comet/Commetのようなツールが**「どう活用できるか」**を具体的に一緒に設計することもできますが、それ、やってみますか?